マニキュアとは
マニキュアは酸性カラーとよばれることもあります。
その名の通り酸性のカラー剤なのですが、 普通のカラーとの最大の違いは、毛髪内部までは浸透せず表面付近で発色します。
そしてメラニン色素を壊すことはありません。(従って明るくなることはありません。)
毛髪に吸着させる原理はイオン結合(+電子と-電子の引き合う力)と、アルコールによるキューティクル付近への浸透です。
マニキュアの持つマイナスイオンと毛髪の持つプラスイオンが引き合います
- アルカリを使わないので通常のアルカリカラーに比べてダメージをかなり抑えられます。
- 黒髪を明るくすることはできません。
- 染めたてのころはシャンプーの時に色落ちがあります。(タオルに色がついてしまったり)
- 表面をコートするようなカラーなので仕上がりの感触が良い場合が多いです。 しかし強いアルコールを使っていますので繰り返すと若干のダメージ蓄積を感じられます。
- 彩度の高いビビットな色を表現できます。
- マニキュアを繰り返している方がアルカリカラーに切り替えると色が入りずらい場合があります。
- 地肌につけると地肌ごと染まってしまうので根元は若干浮かせて塗布します。
- ジアミンが入っていないため、アルカリカラーでジアミンかぶれを起こしてしまう方でもヘアカラーができます。
特徴を挙げるとこんなところでしょうか。