低出力レーザー育毛機(LLLT)で本当に薄毛対策できるのか?
低出力レーザー治療というのは、赤色のレーザーを頭皮に数分間当てるだけ。
レーザーと言っても別に熱いわけでもないし、なんか感触が残るわけでもない。
散々色んな育毛剤使って効果なかった人からしたら「そんなもん効くのかよ?」
と思うだろうがこれが効く。
じゃどれくらい効くのかというとチャッ〇アップとかヒヨコのやつ🐣とかが攻撃力1👶
だとしたら、国が発毛剤として認めるミノキシジルとフィナステリドは攻撃力100🔥
そしてレーザー治療は攻撃力90💣
もちろんこれは主観なんだけど、世の中に出回ってる数ある育毛方法は
8割が攻撃力1
1割が攻撃力50
そして残り一割が攻撃力80〜100だ!
ちなみに攻撃力80~100に入る育毛方法は
- ミノキシジル
- フィナステリド、デュタステリド(この二つは「ハゲさせない」防御力100が正しい)
- アデノシン
- 低出力レーザー治療(LLLT)
(カフェインとマイクロニードルも可能性あり)
なんで自信を持ってこう言えるかを解説する
目次【この記事の内容】
1.FDAが認める発毛治療
アメリカFDAとは日本の厚生労働省みたいな機関で世界的に信頼度が高い🗺
だからFDAに認められるには厳しい審査基準をクリアしなければならない、
そして認められたからには大体において信頼していいってことだ(`・∀・´)エッヘン!!
ちなみにFDAが薄毛治療に認めているのは現在
ミノキシジル、フィナステリド、自毛植毛、LLLTだけ
日本では厚生労働省が認めているのはフィナステリド、デュタステリドとミノキシジルだけ、
だから日本ではフィナステリドとミノキシジルが発毛業界のツートップになっている。
じゃアメリカは?
FDAが認めるのはフィナステリドとミノキシジルとLLLT!
だからアメリカではフィナとミノキとLLLTのスリートップだ!
いまいち信用ならない人はもっとグローバルな視点でいこう(‘ω’)ノ
日本の皮膚科学会も認めている
ちなみに厚生労働省の認可は降りてなくても皮膚科学会は薄毛診療ガイドラインでB評価(行うよう勧める)としっかり「お墨付き」ももらっている👍
しかもこれは2017年時点の評価で、レーザー治療ってのは2007年にFDAに認可された新しい治療法だ。
2023年現在、その後の肯定的な文献も数多く出てきている。次のガイドラインがあるとしたら評価が上がる可能性すらあるわけだ。
文献がかなり充実してきている。
じゃどんな文献があるんだろうか?
研究者 | 研究内容 | 結果 |
M. Leavitt 他, 2009 | 被験者:男性110名デバイス:HairMaxLaserComb(9ビーム)期間:週三回,26週間 | +19.8本 /1㎠の平均硬毛密度の大幅な増加 |
Hyojin Kim 他,2013 | 被験者:男性17名,女性13名デバイス:630,650,660nmのLLLT期間:24週間,(18分間) | +17.2本 /1㎠の平均毛髪密度の大幅な増加毛髪の太さは12.6 μm増加した |
Raymond J Lanzafame 他,2013 | 被験者:男性44名デバイス:レーザー (655 ± 5nm)、および30個のLED(655 ± 20nm)期間:16週間(60回,25分間) | +35% 毛髪数の増加 |
Joaquin J Jimenez 他,2014 | 被験者:男性146名,女性188名デバイス:HairMax Lasercomb®(7,9,12レーザー)期間:週3回,26週間 | +18.4〜 +25.7本 /1㎠の平均硬毛密度の増加。 |
Samia M Esmat 他,2017 | 被験者:女性45名デバイス:ミノキシジル5%単体iGrow®単体ミノキシジル5%+iGrow®併用の比較期間:4か月 | ミノキシジル1日2回とiGrow®単体が同等、併用グループはLudwig 分類と患者満足度でトップ |
Yoon, Jung Soo MDa他,2020 | 被験者:男性40名,女性20名デバイス:655nmで平均出力2.36 mW/cm 2ヘルメット型期間:16週間 | ₊41.90 本/㎠の毛髪密度の増加 太さは7.50 μm増加 |
紹介しいたのはほんの一部
紹介した文献はすべて効果的であると示している。
Jisha K Pillai and Venkataram Mysore 2021
これは163の研究(5件のランダム化試験も含む)をまとめた論文
そして、「より多くの研究はまだ必要だが、安全で効果的。
ミノキシジルとフィナステリドと組み合わせると相乗効果を生む。」
という結論。
効くよ~って言ってる(#^.^#)👍
副作用がほぼ無い
普通医薬品なら効果が高ければその分副作用が強い(>_<)
しかし低出力レーザー治療に関しては、ミノキシジル5%と同等という結果が出るほど効果が高いのにそれが無いのだ
これもまた強みだろう。
ミノキシジル+フィナステリド+レーザー治療ができる
レーザー治療はミノキシジルの代替えもできるが併用で効果アップもできる。
AGAやFAGAは進行性の病気だからフィナステリド+ミノキシジルだけではどうしてもパワー不足の時が来る。「次の一手」としても十分機能する。
かく言う私もM字の薄毛の改善に使用している、劇的改善とまではいかないけど生え際5mmは戻ってきた!
M字の5mmの貴重な価値わかるよね?!
ミノキシジル+フィナステリドに反応しなかった人にも効果が期待できる。
外用ミノキシジルもフィナステリドも高確率で軽度改善以上の結果を出すことは科学的に証明されているが、なかにはノンレスポンダー(その薬に反応しない人)な人がいる😱
ミノキシジル (フィナステリドも) は基本6カ月継続して効果がでなければそれ以上やっても意味がない、
そう、あなたはミノキシジルのノンレスポンダーだ!
そんな絶望の淵にいるあなたにもLLLTならイケる!!
なぜなら発毛の作用の仕方が違うから。
よく考えるとかなり安い
次は費用について。
LLLTの商品は何社も出しているが、名声、実績ともにあるのは
私が知っている中ではHairMaxシリーズ
商品そのものはけっこう高い
レーザーの数が7、12、41、82、202、272 とグレードが分かれているのだが、
一番安いのでクーポンを駆使しても約¥36000((+_+))
基本的にはレーザー数が多いほど効果が高いのでは無く、照射時間(手間)が少なくなる設計だ
しかし文献によると7レーザーより、12レーザーの方が効果が高いという結果を残しているので
お勧めは一回90秒と最も照射時間が短い82レーザータイプ(約 ¥100000)
もしくはコスパのいい12レーザータイプ(一回8分間、約 ¥55000)
メーカーによると機器は10〜15年はもつ設計とうたっている。
82レーザータイプは 2023年 3月現在 ¥118800(いつも割引してるので ¥100000くらいになる)
10年使ったとして ¥833/ 1カ月
12レーザータイプはいつもやってるクーポン使って¥55000くらい
10年使ったとして ¥458/ 1カ月
家族がいれば一緒に使えてしまうのも強みだ👨👩👧
ちなみにクリニックではレーザー治療1回¥3000∼ ¥5000取るところもざらにあるから注意が必要だ⚠
家庭用レーザー治療器を買ってしまえば育毛費としてはかなり安いことになってしまう。
だから、
ミノキシジル以外の育毛剤買うなら絶対LLLTの方がいい
と私は考えてしまうのだ。
よくよく考えていけば最初からLLLT治療でもいいのかもしれないが、論文の量やそれに伴う信頼感でやはり男性のファーストチョイスはフィナステリド+外用ミノキシジルになってしまう、
女性の場合はまず 1%か 2%の外用ミノキシジル。
(研究論文が増えていけばLLLTの方がファーストチョイスになるかもしれない)
しかしミノキシジル以外の育毛剤に ¥5000とか ¥10000とか掛けてしまうのはもったいない(>_<)
費用対効果悪すぎる⤵
ミノキシジルは確かに生えるけど他の育毛剤は気休め程度と考えるべき👊
ほとんどの女性にも効果が期待できる数少ない育毛法
女性型脱毛症(FPHL)の原因は複雑で、AGAのように「フィナステリドとミノキシジル」という訳にはいかない(:_;)
そもそもフィナステリドは効かないし、それに代わるスピロノラクトンも使えばいいって訳じゃない。
ミノキシジルはほとんどの場合において使用可能だが、副作用が強く出やすいために日本では1%まで、海外でも2%までが主流と濃度が低い⤵
そんななかでもLLLTなら男性と同様に治療できる数少ない希望なんだ(; ・`д・´)
スタイリングに影響しない(ベタつく理由がない)
ミノキシジルもそうだけど育毛剤は若干ベタつく商品が多いんだよね。
極力ふんわりさせたいのに重くて立ち上がらなかったり、
根元パキパキになっちゃってたり( ゚Д゚)
だから夜に一回しか付けない人も多いはず
当然一回しか塗布しないなら効果も半減する。
レーザー治療なら光を当てるだけで、ベタつきようがない💡
まとめ
冒頭でも書いた通りレーザー治療器の攻撃力は90💣だと個人的には思っている。
もちろん厚生労働省の認可がないので日本国内では「発毛します!」とは大々的には言えないので、
1個人の意見だと思ってもらいたい。
というか「発毛します!」なんて言おうものなら薬機法に抵触する😱
アメリカならFDAが認可してるので堂々と言えるんだろうけど