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塗りミノキシジルの濃度は何%が最適か?

カテゴリー: 薄毛

塗りミノキシジルには1~16%まで色んな商品が出ているが
どの濃度が良いのか?

そんなもん皮膚が荒れなければMAX濃度がいいじゃん!( `ー´)ノ
15%だよ15!と言いたい所だが

最近の研究結果によればどうやら濃度が高ければ高いほどいい👍って言う訳でもないらし( ゚Д゚)

5%でいんじゃないか説

5%より濃度を上げることは育毛治療の中の一つのオプションとして捉えるのがいいのではないかと思う今日この頃なのです。☀

じゃあなんでそう思うのか詳しく解説する。

薬品の瓶の画像

目次【この記事の内容】

  1. ミノキシジルの作用秩序
  2. 一般的に推奨される濃度
  3. ミノキシジルの発毛率
  4. 塗りミノキシジルの副作用
  5. 高濃度ミノキシジル以外の治療方法
  6. まとめ

1.ミノキシジルの作用秩序

まずミノキシジルには血行促進効果と細胞増殖促進作用がある。

ミノキシジルはもともと血圧降下剤として開発され副作用に多毛症が発現し、育毛剤として使用され始めた歴史がある。

ていうかミノキシジルが何故発毛効果をもたらすのかは未だ解明はされていないらしい(‘_’)

しかし皮膚から吸収されたミノキシジルは血行促進効果(血管拡張作用)をもたらし、
さらに(それとは別に)毛乳頭細胞の増殖作用を発揮することはわかっている。(`・∀・´)エッヘン!!

そして重要なのは血行促進ではなく細胞増殖の方だ

参照:ミノキシジルの発毛作用について【小友 進】

血行促進が大切ならマッサージやお風呂で十分効果でるだろうし他の育毛剤でもいいはずだ
そして普通に考えてAGA、FAGAの人はそんなに血流悪い訳じゃないだろう

日本人は大体ちゃんと生活してるよ(^^)

2.一般的に推奨される濃度

ここからは承認されている濃度と、一般に推奨されている濃度だ。

承認されている濃度

未承認で一般につかわれている濃度

2023年現在 男性のAGA治療に使う濃度は10%や15%が珍しくない。

リアップx5など国内のドラックストアなどで買っている場合は5%を超えることはないが、個人輸入はもちろんクリニックで処方される濃度も当たり前に10%を超えてくる。

女性の方もドラックストア止まりの人は1%だが個人輸入やクリニックにいく人は2%が珍しくない。

3.ミノキシジルの発毛率

5%ミノキシジルの長期投与試験(医師による評価)

軽度改善以上中等度改善以上
16週間(3ヶ月)81.3%10.4%
24週間(6ヶ月)91.7%50.0%
52週間(1年)97.8%77.8%

参照:起原又は発見の経緯 – (1) ミノキシジル及びリアップについて

上記の通り威力は抜群👊

そしてミノキシジル濃度2%から5%に上げると効果がハッキリ良くなっている💡

これは各国様々なデータが出そろっていて否定のしようがない

がしかし、濃度5%以上の臨床試験は極端に少なくなっていることに注目。

中でも信憑性がある程度高い論文で矛盾する結果が出ているので紹介する。

2021年の無作為化試験。被験者は90名のAGA男性。

プラセボグループ、5%グループ、10%グループにを無作為に分けて36週間後

5%グループが10%グループよりも優位に毛髪が増えていた。

そして副作用は10%グループで顕著にでた

参照:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31403367/

2016年の5%ミノキシジルに反応しなかった女性を対象にした研究

15%ミノキシジルで12週間の結果は60%の女性がミノキシジルに反応し毛髪が顕著に増加した。

さらに重大な副作用は無し。

参照:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28078868/

ただしこちらの研究は人数がわからない信憑性が低い試験なのが残念(:_;)

5人中3人でも60%になる。

ミノキシジル濃度を2%から5%にするとほぼ間違いなく結果がよくなるのに10%以上にすると結果が不安定になる、しかし副作用は顕著にでる。

なぜか?・・・仮説を一つ

ミノキシジルは水にほぼ溶けないのでプロピレングリコール(PG)を利用する。

そしてミノキシジルのPGに対する溶解度は7.5%、

これを超えると結晶化しやすくなる。

理論上7.5%で効果が頭打ちになる可能性が出てくるってことだ・・・

参照:ミノキシジルの溶解度

(ちなみにリアップx5は刺激性の低いBGに変更してるらしい)

各国で認証されてなくても効果が期待できるなら論文がガンガン上がってくるのが普通だと思うんだよね(・。・;

ミノタブとか、5%ミノキ+マイクロニードルとかは沢山論文がある

4.塗りミノキシジルの副作用

副作用の発現率は予想通り濃度が高くなればなるほど上がってきてしまう(>_<)

ミノキシジルの主な副作用

で、ほとんどが頭皮の痒みとかかぶれとか、(国内臨床試験で8%の発症率)

ミノタブの場合は血圧に関する循環器系の副作用は注意しなければならないが、

塗りミノにいたっては恐るるに足らず。

ちなみに女性は同じ濃度で男性より有害事象率高めのようだ

二重盲検試験(国内)による有害事象発生頻度

ミノキシジル濃度男性5%男性1%女性1%
調査症例数150150140
総計8.7%5.3%13.6%
皮膚症状発症率8.0%2.7%7.9%
神経症状・検査値異常等0.7%2.6%5.7%

参照:起原又は発見の経緯 – (1) ミノキシジル及びリアップについて

これにプラスしてミノキシジルには初期脱毛というものがあるが、
塗りミノキの場合は初期脱毛はぼほ無い。無視しても構わない。

5.高濃度ミノキシジル以外の治療方法

上で記した通り高濃度ミノキシジルには効果が上がるハッキリした根拠が無いくせに副作用は確実に上がる、しかも値段も上がる( ゚Д゚)

こうなってくると他の治療法も視野に入れた方がいいんじゃないかと思うわけだ(´・ω・)

接触濃度よりも接触頻度の方が大事

ミノキ5%の効きが悪いからと言って他の治療に入る前に大事なこと!

それは接触濃度よりも接触頻度の方が大事だということ💡

ミノキシジルローションっていうのは大体においてベタつく商品が多いんだよ(*´Д`)

最初の1,2週間は頑張って朝晩使ってたけどそのうち夜1回の人、多いはず。
特別な理由がなければそこは頑張ろう!

ちなみにミノキシジルローションは塗布後ドライヤー等で乾かさない方が効果が上がる↗↗

ミノキシジルは塗布後4時間かけて血中濃度が最大になる

(途中で乾かしてしまうとミノキシジルは結晶化して経皮吸収しづらくなる)

さらに半減期は16時間(血中濃度が最高値の半分になるまでの時間)

1日1回では明らかに血中濃度が下がってしまう。

参照:リアップX5 – PMDA

結局の所12時間置きに1mlずつ塗布。用法・用量通りに使うのが効果が一番上がる、

1日3回使った方が効果上がるんじゃないの?って思いたい所だけど
大正製薬はリアップについて一日に2回以上使うことで効果が上がることを明確に否定している。

参照:ミノキシジルについて

マイクロニードルへの期待

ダーマローラーとダーマペンとか呼ばれるものでこれは未承認、

値段も約¥3000程とお安い💰

肌に小さな針を刺し皮膚の再生能力を利用する💉

ちょっと聞いただけだとなんかやばそうな気しかしない😱

でも塗りミノキシジルとマイクロニードルの併用は海外ではけっこう有名な方法だ

参照:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34714971/

derma rollerで一度YouTube検索してみて欲しい。

大体の研究では塗りミノキシジルとの組み合わせを研究してて、0.5㎜〜1.5㎜の針を使う論文が多い。

針が長ければいいわけでもなく1.2㎜よりも0.6㎜の方がいい結果を出してる研究もある。

参照:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32897622/

マイクロニードルに期待できるのはまず外用薬の浸透促進。穴が開いてるからね👀

そしてマイクロニードル自体にも成長因子産生を期待できる。

参照:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29194786/

低出力レーザー治療

これに関しては【男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版 】でB評価をもらってる 、

日本の権威達のお墨付きだ👍

こちらの記事参照

アデノシン

アデノシンも皮膚科学会でB評価をもらい
「アデノシン0.75%配合ローションはミノキシジル5%ローションと同等の有用性がある」
と太鼓判を押されている(`・∀・´)エッヘン!!

しかし肝心の資生堂アデノゲンが配合量非公開で何%入ってるのかわからない、

そして価格が高い(・。・;

ミノキシジルがそもそも最初から効かなかったならアデノシンを試す価値はありだが、

ミノキシジル5%で発毛のパワーが足りないと感じ始めた人には値段的にあまり価値がない。

ミノキシジルタブレット通称ミノタブ

ミノタブは皮膚科学会では最低のD評価

理由は「利益と 危険性が十分に検証されていないため」とあるがこれは2017年のガイドラインということもある。

そうちょっと古い(-_-;)

現在日本で薄毛治療にミノタブを服用してる人は相当数いると思う。

そして最近の論文では少量のミノタブなら有用であるという報告が多数ある。

参照:https://jcadonline.com/july-2018-androgenetic-alopecia/

参照:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33660357/

薄毛治療法の中ではリスクが高いジャンルには入ると思うが検討の余地はあるだろう。

6.まとめ

塗りミノキシジルは5%を超えると途端に情報が少なく信憑性が怪しくなってくる。

10%とか15%とか使う理由って濃度を濃くしたいから、言い換えると血中濃度を上げたいから。

じゃあ1日3回塗布したらいいんじゃね?でも大正製薬が三回塗布しても効果が上がらないって言ってた・・・ (・・?

個人的には7%くらいまでが妥当じゃないかと思うけど、価格が高くなってくるので、それなら【ダーマローラー】とか【低出力レーザー治療】【ミノタブ】なんかも視野に入れてもいいんじゃないかと思う。

5%を超える塗りミノキシジルはあくまで「5%の次の一手」として沢山ある治療オプションの一つだと捉えるべきじゃないだろうか?